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「ステハジ」EXPO共創企画アジアへの井戸寄贈先が「カンボジア」に決定いたしました
2025-02-07
水源に使用している場所は、乾季には枯れることもあります

株式会社 OSG コーポレーション(所在地:大阪市北区、代表取締役社長:山田啓輔)は、2024年9月20日に開催した「ステハジ」EXPOで「ステハジ」プロジェクトとイベント協賛企業が、「アジアへの井戸寄贈」企画を実施しました。寄贈先については、公益社団法人アジア協会アジア友の会と共に検討し、「カンボジア」での井戸寄贈実施が決定いたしました。この井戸寄贈は「ステハジ」EXPO協賛金の一部を活用して実施しております。この企画は「安全な水が飲めないアジアへの井戸寄贈」が、健康面だけでなく生活水を確保するために子どもたちが“水くみの重労働”から解放され、学校に通えることで子どもたちに明るい未来が開けると考えています。また「ステハジ」プロジェクトは、共創メンバーに「ステハジ」EXPOでの取り組みが多様に“つながっている”ことや、一社では出来ないことが共創により実現できることを発信しております。

水源から汲んできた水を水甕にためて利用されています
井戸寄贈先、カンボジア トレアン郡 プレイスロール地区
プレイスロール地区は、川や湖などの自然の水資源がありません。人々は日々必要となる水を購入したり、家の近くの井戸や池から水を運んだりしています。国道や大きな道路沿いに住んでいる人々は、民間の水道システムを利用する機会がありますが、道路から離れた村にはこれらの水が届きません。多くの村人は村の中にあるお寺(パゴダ)の池の水を使用しています。お寺は村の中心近くにありますが、そこから離れた場所に住む村人は1~3㎞近く歩いて水を汲みに行きます。村で現金収入を得るすべがないために、働ける世代は村から出てしまい、水汲みは残された子ども達やお年寄りの仕事となりますが、毎日多くの時間がかかってしまいます。特に近年は雨季にも雨が降らず、乾季には気温が高くなり、ため池の水も少なくなり、乾季には枯れてしまうこともあります。生命に欠かせない水ですが、毎日買うことができない家庭も多くいます。
村の中に安全な水が得られる井戸ができると、村民の時間や体力、経済的負担を大きく減らすことができます。また病気にならずに健康で衛生的な生活が送れるようになります。安全な水が得られることで、大きな生活改善と合わせ、水管理組織の活動を通じて村人の衛生教育や連携・協力関係も改善していくことができます。

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